こんばんは.理系大学生のユキノリです.今回の話題は勉強の方法についてです.こんな経験ありませんか?勉強する気は珍しくではあるけど,出たんだけどどうやって勉強すればわからない.今回はそのような話題について解説していきます.それではどうぞ!
目次
勉強って何?
そもそもみなさんは勉強しようとなることはあるにしても「勉強」って何か?ということを考えたことはありますか?物事においてなんでもそうだと思っていますが,今からしたい行動について全体像が見えていない限り成功へと向かっていくのは困難を極めます.例えるならば,地図を持たずに探索しているようなものなんです.地図を持っていれば迷うリスクは大幅に減ります.しかし,そんなことは言われればみんなわかるんです.ですが,次に思い浮かぶのは,「地図が大切なのはわかった.じゃあその地図ってなんだよ」ということだと思います.この地図というのは一人では到底,いや少なくとも受験生をしているうちに見つけることは期間的にも労力的にも困難を極めます.だからこそ,「先人たちが残してくれているものを活用する」ことが必要です.自分で何か新しい方法を見つけようとしたい気持ちはわかります.わたしもありました.しかし,アインシュタインでさえ,「アイデアは組み合わせ遊び」と言っています.これが何を意味するのかというと,「彼ほどの人材であってもアイデアを1から作るのは困難を極める」ということです.ついでに言えば,「受験生」というのは期間的には時間がありません.何十年も受験生をしてもいいのであれば,新たな方法を見つけることはできるかもしれないです.しかし,そんな時間をかけることはしないのです.それはなぜか.簡単に言えば,「受験はゴールではなく通過点である」からです.受験がゴールの人は自分の道を探してみましょう.しかし,そうではなく,例えば大学に受かることが目的であるのであれば,そのゴールだけを自分の頭の中に掲げてください.そして,自分の手段を探すことはしなくていいです.
結論から述べますと,受験勉強における「勉強」とは「大学入学試験,共通テストの問題を解けるだけの力をつけること」です.そのためにどうすべきなのかということを次章以降で解説していきます.
目標を決めているかい?
前章では「地図を持つこと」の重要性について書きました.それではあなた地図の見つけ方についてはのちに解説するとして,ゴールを決めていますか?これはとても大切な質問事項です.このゴールの設定が一番大切だと言ってもいい.それくらい大切です.しかし,そこまで重大に考える必要はないんです.みなさんのゴールは「〇〇大学に(現役で)合格すること」ですから.目標は高く持て,とよく学校の大人たちは言いますが,そんな彼らの多くはそんなことは言うけれど,「目標を持たずに日々を送っている人」が大勢います.そんな人たちの言うことは聞く必要がありません.学校の先生たちの目標は,高校で習うべき勉強内容と,社会に出た時に必要と言われる最低限の社会性を生徒に教えること,だけです.特に公立高校の担任は別に学生の成績が良くなったからと言って特段いいことはないんです.だから,先生の言うことは鵜呑みにする必要はないです.と言うか効かないくらいでちょうどいい.そのくらいのイメージです.
目標を達成するための最短ルート
目標が定ったらその目標達成までの期間を設定しましょう.例えば大学に合格する,とすると,あと100日間ある.そんな感じです.自分の実力がわかる資料と,その目標達成に必要なレベルを比較します.受験に例えると,「模試の結果と志望校の難易度や教科の点数」などですね.比較をすると今自分に足りない部分がどこなのかと言うことがわかってきます.模試の結果などがない場合,今すぐこのページを閉じて模試の申し込みをしてください.どんなやつでもいいですからとにかく自分の実力を絶対的に評価してくれる模試を受けてください.自分の中だけで比較していると絶対に自分の歪んだ評価基準のもと評価されますから,正しい分析ができないです.次に分析を元に,小さな目標を立てます.例えば数学の共通テストでの点数があと10点欲しい.などと言う感じです.この小さな目標というのはたくさんできると思いますがそれでいいです.小さな目標をさらに小さくしていきます.数学であれば,いろいろな問題を解いてみて自分はこの分野が苦手だとかそういうことを分析するわけです.これができたら勉強,知識吸収をしていきます.ここで間違えてはいけないのは,「受験に勝利することが目標」なのであって,教科書の内容を完全に覚えることが目標なのではないのです.ここには注意してください.そして,勉強,知識吸収となると,いきなり大半の人が教科書を開いて1ページ目絡み始めますが,そんなこと必要ないです.自分が今持っている知識がどの程度なのかわからないのにそんな1ページ目から読み始めるということは非効率でしかないです.先ほどもあげたように,受験生には時間的余裕はほとんどありません.だから非効率はとことん嫌いましょう.
ここまでで軽くまとめますと,成果を出すために必要な方法は,
「行動を起こす(模試を受ける)」→「目標との比較をする(模試と受験校の比較)」→「分析する(足りない部分の抽出)」→「足りない部分の補強をする(数学の積分分野を学ぶ)」→「結果が出る(問題を解けるようになる)」→「目標との比較をする」
というようなことを無限に繰り返す.何かを学ぶ時にも,「自分に何が足りていなくて何がわかっているのか」を知るために,いきなり問題を解いてみましょう.1から教科書を見る必要一切ありません.
最強の勉強法
ここまでで言ってきたことをみてきたあなたはもうすでにわかっていると思います.最強な勉強法とは,「行動を起こし,分析し,改善し,結果を出し,その結果をまた分析し,」という循環なんです.「楽に合格する方法」などといった方法論が世に出回っていますが,そんなものは小手先だけの誤魔化しにしか通用しないし結局は意味がないんです.ここにきてくれている皆さんは「実力がまだまだ足りないけど合格したい」と思っている人たちだと思います.だからこそそのような小手先だけのテクニックに騙されず,この最強の勉強法を学んで実践してください.口でいうことは簡単です.実践することは誰もしないです.誰もしないからこそ成功に近づけるんです.もう一度言います.「実践してください.」お願いします.
それでは!
2023年6月2日
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